639883e5.JPGニューヨークに到着しました。 こちらはカラリと晴れた爽やかな毎日が続いています。この時期のNYの気候はインディアンサマーと呼ばれ、晴天に恵まれた過ごしやすい天候が続くことで知られています。陽射しは強めですが、風はすっかり冷んやりしたものになっており、気温は日本より2〜3度低いように思います。 今滞在しているAstoriaという街には日本人が多く、この街を通るN線・W線(黄ライン)の地下鉄には多くの東洋人を見ることができます。元々はギリシャ系住民のコミュニティがあったそうで、ギリシャ系の彫りの深い顔立ちの方も多く見かけます。実に様々な肌の色の方が生活しています。住みやすそうな穏やかな町並みです。 さて着いた日の午後には不動産屋さんを訪ねて幾つか部屋を見せて貰い、翌日は早速マンハッタン島へ出かけて見ました。(週末だけの特例的な運行のメモに気づかず)地下鉄の乗り継ぎをミスしたり、道を聞かれたにも関わらず答えられなかったり、不便もありましたが概ね買う・食べることに関しては不自由していません。言葉が分からない分は推測である程度の対応ができます。これはこの街が極端に多くの人種を抱えていることにも因るかもしれません。中国語の新聞を読む人、スペイン語でおしゃべりをする人、日本の「おかき」の袋を抱えて食べながら電車を待つ人、みな服装も肌の色もまちまちです。思想もまちまちでしょう。だからこそルールはシンプルにできている。そんな気がします。 ★アパートを探す間の数日間、この街に住んでいる日本人作家(板垣さん)にお部屋を借してもらいました。この方は現在多摩美術大学内で行われているTAMA VIVANT 2005(9/24〜10/8)に参加しており日本に帰国中です。加工を施した写真作品で都市伝説をベースにしたユニークでインパクトのある作品を発表しています。10/15〜みなとみらい駅コンコースでも展示される予定なので、お近くの方は是非ご覧になってみてください。