Apr 08, MET メトロポリタン美術館ではGustave CourbetJasper JohnsPoussin and Natureblog mode: addressing fashionRadiance from the Rain Forest: Featherwork in Ancient PeruLee FriedlanderTara Donovanなどの企画展が行われている。

ギュスターヴ・クールベ(Gustave Courbet)といえば荒れ狂う波を一瞬にして切り取ったかのような海の絵を真っ先に思い出す。19世紀フランスの画家で、自画像、自然、農村の人々の日常など彼にとって現実的なものしか描かなかったことで知られ、「天使は見たことが無いから描かない」という名言を残した人だ。モチーフ毎にカテゴリー分けされ多くの作品が紹介されていたが、私は獲物を捕る獣や海景の作品が特に印象に残った。どちらも躍動感と描写力が一致した、ドラマチックな写実絵画だ。それらと赴きが異なるのが自画像郡、ややナルシスティック或いはエキセントリックな作品が多く、作家の人柄が感じられて面白い。

Featherwork in Ancient Peruでは古代ペルーで作られていたという美しい羽毛のラグ、ベストなどの衣類などが展示されている。鮮やかなイエロー、オレンジ、ブルーやグリーンをした膨大な数の羽毛を使って、1つづつ繊細に作られている。それらは全てアマゾンに生息する鳥たちの羽から作られているそうで、美しくも儚く それゆえに贅沢な作品。

Lee Friendlander19世紀後半の写真家。セントラルパークなど公園の樹木ばかりを撮影したシリーズが数十点紹介されている。100年以上前の風景だとは信じられないほど、瑞々しくて新鮮。

モダンギャラリーで展示しているTara Donovanはポリエステルフィルムを使ったインスタレーション。化学製品のような非人工的な素材を使って有機的なイメージを作りあげている、テクニックや素材は結構シンプルだが 何といっても仕事ぶりが緻密で美しかった。

 

他にも多くの企画・常設展があるのだが省略する。お出かけになる方は事前にwebでインフォメーション(一部展示内容が見られます)をチェックすることをおすすめする。