雲吹く

 

東京・御茶ノ水のギャラリー広岡美術さんで個展をさせて頂きます。

風景や草花を描いた作品を計6〜7点ほど展示いたします。

 

お近くにお越しの方はご高覧下さいますよう

宜しくお願いいたします。

 

「伴戸玲伊子個展 −風のなかの7月−」

2017年7/20(木)〜29(土)

11001800 ※7/23日曜休廊

ギャラリー広岡美術

http://www.gallery-hirooka.co.jp

20()21()22()28()29()は会場におります。

<風のなかの7月>

初夏の風は 草花をやさしく揺らし、

水面を撫でるように走りぬけ、

涼やかな手で 背中を押してくれます。

そんな風のなかで描いた作品を中心に展示する予定です。

 

普段は風に晒されながらスケッチすることが多いですが、

時折 全てのものがジッと動きを殺し、

まるで世界が止まってしまったかのような日もあります。

 

そんな時 静止した世界に一陣の風が吹くと、

光や影は より鮮やかに、

形あるものも無いものもより魅力的に、

活動を始める瞬間に出くわすことがあります。

 

風は世界を動かす動力のようなもの、

止まった世界を再び動かす力の源のようなもの、
と改めて感じました。

 

風のなかでスケッチした風景や草花。

ありふれた情景のなかにある美しさや発見を大切に

描いていきたいと思っています。