春驟雨図

「春驟雨図(はるしゅううず)」
これは雨の桜並木を描いた幅
3.6mの作品です。

 

画面右側には ほの明るく咲いている桜、

左側には 河川を挟んで広がっていく町、

その中間には 雨上がりの田畑があります。

 

春の雨が、気まぐれに降ったり止んだりする時期。

柔らかく濡れた桜が、

ふんわりと浮き立つように見える瞬間に惹かれました。

また、作付け前のぬかるんだ田畑は、

(今は何もないけれど)これから何かが育まれていく場所

という希望の象徴として描きました。

 

画面構成としては、

画面左右=人間社会(町)と自然との対比になっていますが、

どちらの世界にも必要な「水」(雨、河川、ぬかるんだ土など)

を中間に置くことで、

両者の結びつきを視覚化したいと思い制作しました。

 

 

この作品を展示している個展会期も、

今日を入れてあと2日となりました。

お近くにお越しの方はご高覧いただけますと幸いです。