日本画的日常 伴戸玲伊子 REIKO BANDO

日本画の制作活動をしている伴戸玲伊子のブログです。 自身の制作や日々思うこと、美術館等について書いています。

カテゴリ: つれづれ

涼しい風が心地よい季節になりました。風に揺れるコスモスの間を、虫たちが忙しく往来しています。   コスモスは秋の代表的な花として知られていますが、意外にも最近(江戸時代後期〜明治期ころ)観賞用に持ち込まれた外来植物です。 そのため、同じキク科の花をテーマ ...

本日発売の「美術の窓2022年11月号」にて、 佐藤美術館の立島さんが“作家行路”という連載をスタートされることになり 対談をさせていただきました。   立島さんとは大学院修了の年にお会いして以来、大変お世話になっています。 自身の作家活動を振り返ると、立島さ ...

ソメイヨシノが満開になりました。桜並木の中では影さえも明るく、舞い散る花びらはキラキラ輝く光の粒のように見えます。 水際の桜の下で、カルガモ達が休んでいました。ぬるんだ春の川には花筏が流れ、カルガモは花びらを縫うように泳いでいます。 花はあと1週間ほどで ...

日溜まりのベンチには、人間と野鳥が代わるがわるやってきます。野鳥たちは誰かの残したパン屑や、樹木の実などを探しているようです。 ある日、ベンチの近くにやってきたのはきれいな黄色のお腹をした“きみどり色”のスズメ。見間違いかな?と思ったら、スズメ科の「アオ ...

時々スケッチに行く自然公園には川や池があり、この季節は水鳥の群れを見ることができます。冬の風景は、視界が開けて開放的。見通しが良いので野鳥の観察には打ってつけです。 空色を映す水面は澄み、枯れ草は夕日を浴びて黄金色に輝きます。強風の日は凍えるような寒さで ...

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